なぜニーサが出来たのか
もともと、株式などの譲渡・配当の所得は20%の課税がかかっていました。その後、景気や株価の状況を配慮し証券が優遇されるようになり10%と半減しています。これを証券優遇税制と言います。これが2013年で終わりを迎えました。そこで、代替案として、ニーサが生まれたのです。これはアメリカのISAを参考としており、個人の資産経営を手助けする制度と言えます。
非課税期間(5年)が終了したらどうなるのか
まず、一つ目は2018年が終わるまでに、自分のタイミングで利益を確定させます。非課税期間に確定させれば譲渡させる所得は非課税となります。もう一つは、投資の継続です。2019年に新しい口座を作り、引き継ぎが可能です。例として、もし2018年に300万円の資産になっていた場合、100万円を2019年の口座へ引き継ぎが可能です。残りの200万円は利益確定、または、特定の口座へ時価で引き継ぐという選択が可能です。