リスクヘッジとは、日本語で言えば、「危険回避」です。そして投資の基本かつ最大のポイントはこの「いかにリスクヘッジするか」にあります。
投資信託はプロによる運用であること、そして多くの投資家から募った資金によって潤沢な軍資金を以って運用するので、投資する先を手広くすることで、どこか一点で損を出してしまっても、どこかでそれを補える可能性が高くなります。投資ではリスクを回避することが、利益を確保することに繋がるのです。そういう意味では、投資信託は利益確保がしやすい金融商品と言えるでしょう。
上記にもありますが、投資信託は、実際に運用するのはファンドマネージャー、つまり投資のプロです。
イメージとしては、プロ野球選手がより多くのヒットやホームランを出せるように、より良い勝負が出来るように、より良いバットやシューズを、複数の人間でカンパするようなイメージです。そしてその選手がヒットやホームランを出すと、祝い金が発生して、カンパしてくれた人たち全員で山分けするといったイメージですね。
質の高いバットやシューズを用意したなら、自分でも試合をしてみたいと意欲に溢れる人もいらっしゃるかもしれませんが、その試合に出てくる他の選手のほとんどがプロやセミプロばかりです。そんな人たちから見れば、本で勉強した程度では少年野球の子供と同じです。
少年野球の子供レベルから、プロ野球選手やメジャーリーガーに立ち向かえるレベルになるまでは、勉強も研究も経験も時間もかなり必要になります。
しかし投資信託なら、高品質バットを買うためのお金をカンパするだけで、いきなりプロ選手たちに勝負しかけられるわけです。
個人投資では、全て一から自分で揃えなくてはいけませんので、どんなに少なくても10万は必要です。マトモな運用をしようとしたら100万は欲しいところです。
が、投資信託なら1万円からでも始められるのです。
現物株の投資を始めようとしたら、数十万円の元手が必要。ミニ株としても10万円は用意しなければなりません。ところが投資信託なら、1万円ほどの資金があれば投資をスタートすることができます。
また投資信託は、自動積立システムを採用しているところもあります。このシステムなら、非常に効率的かつ精神的負担の少ない投資が可能なのです。