NISAでは、上限100万円までのお金は税金をかけずに利用できる代わりに、通常の投資運用の口座であればできることができないこともあります。この中でも最も気を付けたいのが、損益通算です。例えば50万円、株をAとBの2種類、購入したとします。Aの株が70万円に、Bの株が40万円となったとします。こうなった場合、普通は20万円の儲けと10万円の損なので、通算で10万円の儲けと考えます。ただしニーサでは通算ができません。

NISA口座は登録を行うと、口座を開いた年を含めて4年間、口座を変えることができません。利用中に手数料などが高いと思っても、簡単に登録口座を変えることはできません。売買手数料など、口座で資産を運用する際にかかるお金をあらかじめしっかりと調べておきましょう。現在、多くの金融機関がニーサ口座開設のキャンペーンを行っています。新規登録の特典だけでなく、これから4年間でどのようなお金が運用するうえでかかるかをしらべることを忘れないようにしましょう。