近年、「金(ゴールド)」への投資が再び注目を集めています。
背景には、物価上昇・円安・世界的な金融不安など、資産の「守り」を意識する人が増えていることが挙げられます。
金は世界共通の価値を持ち、政府や企業の信用に依存しないため、株式や通貨が下落しても価格が下がりにくいという特徴があります。
こうした流れから、少額から金を積み立てて資産形成を始める人も増えています。
ここでは、純金積立を始める際におすすめの金融機関と、その選び方について解説します。
純金積立とは、毎月または毎日、一定の金額で純金を少しずつ購入していく投資方法です。
1回あたりの購入額が決まっているため、金価格が高いときは少なく、安いときは多く買い付けることになるのでお得です。
積み立てた金は将来的に現金化(売却したり、金地金として受け取ることも可能です。
どの証券会社・貴金属会社を選ぶかによって、「コスト」「利便性」「安全性」「拡張性」が大きく変わります。
ここでは、純金積立で利用する金融機関選びで大切な、4つのポイントを解説していきます。
純金積立の最大のポイントは、「少額から始められる」「手数料が安い」「積立設定が柔軟か」です。
| 証券会社 | 年間コスト (月/5,000円) |
買付 手数料 |
最低 積立金額 |
積立頻度 |
|---|---|---|---|---|
| SBI証券 | ◎ 約180円/年 |
◎ 1.65% |
1,000円~ (1円単位) |
◎ 毎日/毎月対応 |
| マネックス証券 | ◎ 約180円/年 |
◎ 1.65% |
1,000円~ (1円単位) |
◎ 毎日/毎月対応 |
| 楽天証券 | ◎ 約180円/年 |
◎ 1.65% |
1,000円~ (1,000円単位) |
◯ 毎月のみ |
| 田中貴金属 | △ 約660円/年 |
△ 1.5~2.5% |
3,000円~ | △ 毎月1回 |
| 三菱マテリアル | △ 約660円/年 |
△ 2.6~3.1% |
3,000円~ | △ 毎月1回 |
SBI証券とマネックス証券は1,000円から毎日積立ができ、価格変動リスクを分散できます。
楽天証券は「毎月積立」で初心者が迷わず始めやすく、田中・三菱はコストがやや高めです。
積立を長く続けるには、「アプリの使いやすさ」「設定変更の手軽さ」も重要です。
| 証券会社 | 取引方法 | 積立設定 変更 |
ポイント 還元 |
アプリ 操作性 |
|---|---|---|---|---|
| SBI証券 | ◎ スマホ完結 |
◎ 即時変更 |
◎ Vポイント |
◎ 高評価 |
| マネックス証券 | ◎ スマホ完結 |
◎ 即時変更 |
◎ dポイント |
◎ 操作簡単 |
| 楽天証券 | ◎ スマホ完結 |
◯ 翌月反映 |
◎ 楽天ポイント |
◎ シンプル |
| 田中貴金属 | △ 店頭・郵送 |
△ 書面手続 |
× なし |
△ Webは簡素 |
| 三菱マテリアル | △ 店頭・郵送 |
△ 申請制 |
× なし |
△ 旧型UI |
ネット証券はすべてスマホ完結で取引ができます。
積立設定の変更や停止もアプリで即対応でき、忙しい人でも続けやすい仕組みです。
一方、田中・三菱は店頭型でやや不便。長期的な継続しやすさではネット証券が有利です。
純金積立では、「買った金をどこでどう保管しているか」も安心感を左右するポイントです。
| 証券会社 | 保管方法 | 現物受取 | 企業 信頼性 |
|---|---|---|---|
| SBI証券 | ◎ 特定保管 |
◎ 可(5g〜) |
◎ 上場企業 |
| マネックス証券 | ◯ 消費寄託 |
◎ 可(5g〜) |
◎ 上場企業 |
| 楽天証券 | ◯ 消費寄託 |
◎ 可(10g〜) |
◎ 上場企業 |
| 田中貴金属 | ◎ 特定保管 |
◎ 可(1g〜) |
◎ 老舗ブランド |
| 三菱マテリアル | ◎ 特定保管 |
◎ 可(1g〜) |
◎ 大手製錬会社 |
SBI証券は「特定保管」を採用しており、顧客資産を自社とは分けて管理します。
マネックス・楽天も「消費寄託」ながら信託管理を行っており、実質的な安全性は高いです。
田中・三菱は顧客名義の現物保管で「所有する安心感」が魅力ですが、投資効率はやや低下します。
純金だけでなく、「他の投資商品と一緒に管理できるか」どうかも重要です。
| 証券会社 | 他の 投資商品 |
資産 一元管理 |
NISA 対応 |
|---|---|---|---|
| SBI証券 | ◎ 株式・投信信託 |
◎ アプリで一括管理 |
◎ 対応 |
| マネックス証券 | ◎ 株式・投資信託 |
◎ 可視化ツール充実 |
◎ 対応 |
| 楽天証券 | ◎ 株式・投資信託 |
◎ 楽天経済圏と連携 |
◎ 対応 |
| 田中貴金属 | × 金専用口座のみ |
× 他資産と分離 |
× 非対応 |
| 三菱マテリアル | × 金専用口座のみ |
× 他資産と分離 |
× 非対応 |
SBI証券・マネックス証券・楽天証券は株や投信、NISAなどと一体で管理でき、「資産形成のプラットフォーム」としての完成度が高いです。
SBI証券




4.7pt




4.8Pt




4.7Pt




4.4Pt




4.5Pt




4.5Pt
マネックス証券




4.6pt




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3.6Pt




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楽天証券




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