NISAという制度を利用する
せっかくの非課税制度ですから、その効果を最大限に利用するため、まずは金融各社の手数料をチェック。NISAの口座開設には、通常の証券口座を持っていることが前提になりますから、決定した金融機関の総合口座を持ち、NISAの資料を取り寄せて必要事項を記入した後に返送します。その際、「非課税適用確認書の交付申請書 兼 非課税口座開設届出書」という届出と、提出時の半年以内に発行された住民票の写しを提出することになります。住民票は、最近転居をした場合、同じ市区町村内であれば転居履歴のあるものを、別の市区町村であれば本人確認の書類を同封する必要があります。この後、金融機関で税務署への申請をしますが、この手続きには少し時間がかかる場合もありますし、場合によってはNISA口座の開設を認められない場合もあるようです。ここを通れば「非課税適用確認書」が税務署から金融機関に発行され、晴れてNISA口座開設となって、制度を利用することができるようになります。