NISA(ニーサ)は2014年1月から開始となる少額投資非課税制度です。NISAを利用することで株式や投資信託による利益が1年に100万円まで非課税となり、現在はまだ制度開始前であるのにも関わらずすでに大きな注目を集めています。投資のことならNISAナビ
またNISAの開始と同時に証券優遇税制が終了します。これに伴って株式や投資などで得た収益に対する課税率が、現在の10％から20％へと上がります。しかしNISAを利用すれば、これらの収益を毎年100万円まで非課税対象とすることができるのです。

NISAにはモデルがあります。1999年にイギリスで導入されたISA(アイサ)がそれです。 Individual Savings Account(個人貯蓄勘定)の頭文字を取ってISAと名付けられたこの制度が、日本版ISAであるNISAの原型となっています。イギリスにおけるISAの世間への浸透度は非常に高く、利用対象年齢に達している人の内約半数がISAで口座を開設しているという調査結果が出ています。

2013年10月からNISAの口座開設が可能となります。満20歳以上の日本在住者なら収入などには関係なく誰でも開設ができます。必要な書類は、2013年1月1日時点での住所が分かる住民票さえあれば大丈夫です。その際、NISAの口座は一度開設すると5年間は新しく他で口座を開くことができなくなりますので、どの金融機関で申し込みをするかよく事前に考えてから口座開設をする様にしましょう。