ニーサを始める前に知っておきたい専門用語
ニーサとは、今年の1月から初めて日本で開始された、少額投資の税金助成制度です。上限を100万円とした掛金の利益や配当金に税金がかからないことから、多くの個人投資家や、これから投資を始めてみたいと思っている人が、口座を作っているそうです。
ストップ高や権利確定日など、一度はニュースなどで耳にしたことのある言葉かと思います。しかし、これからニーサを開始するのであれば、絶対に投資で出てくる専門用語の意味は正しく覚えておきたいものですね。まずはPERです。これは現在の株価が高いか低いかということです。どのくらい今、買ったら得をするのか、というのが数字で表れているものと考えていいでしょう。
権利確定日、権利落ち日ってなに?
まず、ここでいう権利とはその企業などの株を所有することで得られる配当金や株主優待などの利益を得る権利のことです。権利確定日とは、これら利益を得る権利が決定する日ということになります。権利付最終日というのが、権利確定日から3日前(3営業日前)に株など資産を購入しないと権利を得ることができない日、権利落ち日とは、権利を得た翌日のことです。権利が確定する前には株価が上がることもあります。